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4 恐怖の通知書

ある日
あるアパートの
ある部屋の扉に
一枚の紙が
貼られているのを
僕は
偶然見つけた。
好奇心から
紙に印刷された文字を
読んだ。
戦慄を
覚えずにはいられなかった。

「通知書
****殿
私は、
貴殿に対し、
当方所有の後記の建物を賃貸しておりますが、
貴殿は、
平成18年7月分から平成18年8月分までの賃料2か月分、
合計金68,656円の支払いを怠っております。
つきましては、
平成18年8月11日までに、
当方銀行口座宛に、
滞納金全額をお振込下さいますよう、
請求いたします。
尚、
上記期限までに支払いなき場合には、
あらためて契約解除の通知をなすことなく、
上記期限の経過をもって、
貴殿との間の本件建物賃貸借契約を解除し、
直ちに鍵の交換を行います。
******202号室」