5 韻句はじめました

韻句には俳句のように、いくつかのルールがあります。

1、文字数に制限はありませんが「一息で読めるくらいの長さ」が理想的です。しかし実際に声に出して読む時は一息で読む必要はありません。それによって句の持つ情感が損なわれては本末転倒だからです。
2、季語は必要ありませんがテーマを四回以上反復・変奏する必要があります。韻句の韻句たるゆえんがここにあります。

実際の作品をご覧になって頂ければ一目瞭然ですので、ここで私の韻句をいくつかご紹介させて頂きたいと思います。
まずは「らい」をテーマにした韻句から。

・来園者に盥(たらい)を配る謎の依頼に隠された狙い

こんな感じです。
「さい」をテーマにこんな韻句も詠みました。

・色彩豊かな奇才のキャンバスにはどんくさい犀(さい)が満載

どうでしょうか?
「やみ」だとこうなりました。

・心の闇に降る雨は止み病み衰えた悩みに母の嫌味
そして「わり」ではこうなりました。

・偽りの関係に終わりを告げても変わりない日常はお断り

こんな感じですね。
最後は韻不足の韻句です。テーマは「ばり」です。

・何の気張りもなくロープを縛り自ら下ろす人生の帳(とばり)

皆さんもぜひ、気軽に挑戦してみてください。